『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)の制作に携わっていた映画配給大手「東映」社員の20代女性に対し、残業代の未払いがあったなどとして、中央労働基準監督署が同社に是正勧告を出した。

女性によると、『リバイス』の制作期間中は1日13時間以上働くことが常態化していた。多いときには残業時間が月100時間以上に上り、休職するまでの約3か月間はほとんど休日がなかったと証言する。

女性は過重労働に加え、制作現場でフリーランスの男性スタッフや助監督からセクハラ被害に遭ったと主張。適応障害と診断され、休職している。