波平はもう山川商事の課長という社会的地位も、妻や子供のことも頭になかった。
ただマスオの邪悪な愛撫に、全身を貫く快感に身を任せるだけだった。

「あっ!あう!あうう!」

くぐもった声を漏らしながら、波平は下着の中に激しく射精した。

(母さん、すまん…ワシは…ワシはっ!)

波平は荒く息をつきながら、背後に立つマスオにぐったりと体を預けた。