波平「ワシが痴漢…じゃと!?」
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いつものようにあさひが丘駅から乗った電車。磯野波平は尻に違和感を感じた。
ラッシュの時間帯の混雑した通勤電車、最初は誰かが無作法にカバンを
押し当てているのかと思った。
「けしからん!」
だがやがて、自分の尻に触れているのがカバンの角などではなく、誰かの
指だということがわかった。
それもただ触れているわけではない。その指は明らかに、波平の尻を…
撫で回していたのだ。
「ワシが…ワシが痴漢されているじゃと?」
波平も男である以上、混んだ電車のなかで若い娘と密着して、変な気を
起こしたことはある。だがまさか、このワシを痴漢する者がおるのか… 波平が混乱して考えをまとめられないうちに、それまで尻を撫でていた
指は、尻の割れ目をゆっくりと上下になぞり始めた。
こそばゆいような、もどかしいような、微妙な指使い。
「ぐっ…」
波平は下唇を噛んだ。
自分が痴漢をされているのか、そんなはずはない、だがしかし…と
いろいろな考えが波平の頭の中でグルグル回転し、後ろを振り返る
ことができない。
波平が抵抗しないと見たのか、波平の尻を這う指の主は、スラックスの
尻の割れ目に少しずつ指を食い込ませてくる。
スラックスと下着ごしに指先が波平の菊門に届いた。
波平は発作的に後ろを振り返った。 「あれっ?どうしたんです?お義父さん」
そこには見慣れたマスオの顔があった。ただいつものマスオではない…
口角をぎゅっと上げ、黄色い歯をむき出した淫絶きわまる笑みを浮かべた
その男は、波平が生活を共にする娘婿ではない、濃厚な雄の臭いを
たぎらせた淫獣の顔をしていた。
「マ、マスオくん!何を…つっ!」
そう囁やこうとした波平の声は、菊門にごりっ!と食い込んできた
マスオの指でかき消されてしまった。 「おっと、大きな声を出しちゃダメですよ、お義父さん」
「な、何を言っとるのかねマスオくん」
「お義父さん、ボクはずーっとガマンしてきたんです。こんな熟れきった
いやらしい身体が目の前にあるのに、あの家の中では手出しできなかった」
そう言いながら、マスオの指はさらに波平の菊門をごりっ、ごりっと
いたぶっている。
「昔からね、ずーっと好きだったんです。お義父さんがね」
「な、何をバカなことを…あうっ」
「だからね、電車の中ぐらいいいじゃないですか。お義父さんのことを
自由にさせてもらっても」
そう言いながらマスオの右手は波平の腹に回り、革のベルトを引っ張って
ゆるめ始めた。 「や、やめたまえ、ワシらは男同士じゃぞ…」
「だからお義父さんに、男同士のすばらしさを教えてあげますよ」
マスオの右手がホックを外し、波平のスラックスの中へ密やかに滑りこんでいく。
「うう…」
マスオの右手がステテコの上から、波平の陰茎を柔らかく握った。
「あれっどうしたんです、お義父さん…ちょっと昂っているみたいですよ?」
「やめろ…やめるんだマスオくん…」 「いつもサザエやカツオくんを偉そうに怒鳴っているのに、ちょっと
後ろをいじられただけで、こんなに、ねえ」
波平のものを握ったマスオの手が、ゆっくりと上下に動き出す。
親指が波平の亀頭をゆっくりと擦っている…
「くぅっ…」
波平は耳もとに息遣いを感じた。波平よりも頭半分ほど背の高いマスオが、
波平の耳もとに唇を寄せているのだ。
「ああお義父さん、いやらしい臭いです。この加齢臭たまらない」
そう言ってマスオは、波平の耳たぶを軽く咥えた。
「あっ…!」 マスオの舌が耳たぶを舐めるぴちゃぴちゃ、ぺちゃぺちゃという音が
波平の耳に響いてくる。
スラックスの中のマスオの手が引きぬかれ…そして下着の中に入ってきて、
硬さを増した波平の男根をしごき始めた。
「お義父さん、先っぽがぬるぬるしてますよ…お若いですねえ」
同時に後ろにもマスオの手が入ってきて、波平の肛門を弄び始める。
「ほぉら、こっちもビクビクしてる…いやらしいなあホント」 第二話でノリスケにやられて第三話でカツオとタラオにオモチャにされて完堕ちするんやな 波平の身体から力が抜けていく。
波平ははもう立っているのもやっとで、つり革にぶら下がったままマスオの
なすがままになっていた。
マスオは波平の耳から、頭頂部近くへ舌を這わせている。
「ボクもうすぐ降りちゃいますからね、そろそろ…」
そう言ってマスオは波平の男根を握った手の動きを強く。早くする。
尻の穴には、マスオの指が無造作にずぶりと突き通される。
「あっ…はっあっ…」
のけぞった波平のハゲ頭に舌を這わせながら、マスオが淫秘にささやく。
「いいですよ…ほら…いっていいんですよ…」 波平はもう山川商事の課長という社会的地位も、妻や子供のことも頭になかった。
ただマスオの邪悪な愛撫に、全身を貫く快感に身を任せるだけだった。
「あっ!あう!あうう!」
くぐもった声を漏らしながら、波平は下着の中に激しく射精した。
(母さん、すまん…ワシは…ワシはっ!)
波平は荒く息をつきながら、背後に立つマスオにぐったりと体を預けた。 ぷつん。
自分の頭の上でそんな音がした。
はっと振り返ると、マスオがニタリとしか表現できない淫蕩な笑みを浮かべていた。
その前歯の間に挟まっているのは、髪の毛?
ハッとして波平は自分の頭を探った。
ない。ないぞ。ワシの大事な、あの一本きりの毛が… マスオはニタニタと歯を剥いたままで、歯の間から波平の毛をゆっくりと
指で引き抜いた。さきほどまで波平の身体の中を犯していたその指を、
波平に見せつけるようにしゃぶりながら言った。
「お義父さん、この毛はボクがいただいておきますよ…お義父さんがボクの
ものになった記念にね」
そして波平の男根を握っていた手をスラックスから抜く。
波平がほとばしらせた濃厚な男汁でベトベトになった指先をぺろりと舐める。
「これから楽しくなりそうですね、お義父さん」 ちょうど電車が駅に停まった。
マスオはハンカチで手を拭いながら、何事もなかったかのように波平を置いて
電車を降りていった。
波平はもう立っているのもやっとで、ちょうど開いた座席を見つけると
そこにへたり込んでしまった。
(ワシは…ワシは汚されてしまった…マスオくんに…くやしぃっ!) 波平は駅から会社へ病欠の電話を入れた。
そのままあさひが丘駅に戻り、どこをどう歩いたか覚えぬまま
我が家に帰り着いた。
玄関には鍵がかかっていた。
そうか、かあさんはサザエとタラちゃんを連れて、デパートへ
買物に行くと行っておったな。
波平は鍵を取り出し、家の中に入った。
住みなれた我が家のはずが、玄関も、茶の間も、波平夫婦の部屋も、
まるで他人の家のようによそよそしく感じられた。
(もう…元どおりにはならんのか…)
「ナーオ」
脚にまとわりついてくる愛猫さえ、うとましく感じられた。 ワイはなんでこれで勃起してるんや
ワイはホモだったんか 波平は風呂に湯を満たし、体液で汚れた服を脱いだ。
(かあさんには心配させないようにしないければな…)
身体を念入りに洗った。そして温かい湯に浸かるうちに、今朝、電車のなかで
辱められた記憶が少しだけ遠くなったような気がした。
(マスオくんときちんと話をしよう…また元の仲の良い家族に戻れるように…)
ワシはイソノ家の家長なのだ。今朝あんなことがあったにしろ、きちんと威厳を
もって、理を通して話せば、マスオくんもおかしな考えを改めるにちがいない。
だいたい男同士でそんな関係はあってはならん。ワシはそんな男ではないぞ… ガラガラッ!
いつのまにか湯船でうとうとしかけていた波平は、風呂場の戸が開く音に
はっと振り返った。
そこには一糸まとわぬ姿のマスオがいた。
マスオの濃い陰毛の間から、黒々とした巨大な男根が、ごつごつと血管を
浮かせて屹立している。
その尖端は赤黒く充血し、禍々しい光沢を帯びててらてらと光っている。
犯す。犯す。おまえを犯し尽くしてやる。
その男根はそう囁いているかのようであった。
それを見た瞬間、波平はもう逃げられないのだと悟った。
ワシは奴隷だ。この逸物から、一生逃れられぬ奴隷となったのだ…
マスオが眼鏡を外しながら、あの地獄の鬼のような、淫蕩な笑みを浮かべて
優しげに言った。
「お義父さん…お背中を流しましょうか?」
終 サザエさんという国民的アニメの誰もが知ってるキャラクターである波平の語尾を「~じゃ」とか
見たことないんか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています