バブル世代や氷河期世代から見れば、お金がない状態でも楽しもうと、節約生活を送ったり、スマホでバーチャルでお金のかからない「コト消費」をしていたりする。そんな若者は、「やせ我慢」に見えるかもしれません。

しかし、その認識を改めなくては、いつまでも「欲にまみれた汚い人」と思われるのがオチです。

彼らはお金持ちにむやみに憧れず、欲望を自然にコントロールして、清貧に質素に、しかし豊かな精神性の高い生活を送っているのです。満ち足りている人も結構います。

そういう若者に「俺たち不景気な時代に生まれて、割食ってるよなあ」と共感を求めてもダメです。「お前も欲求不満なんだろ。おごってやるから発散しようぜ」といったアプローチも唾棄レベルです。