同じ高校の卒業生約100人が同じタイプの脳腫瘍を発症…ニュージャージー州の地元当局が調査を開始

アル・ルピアーノは、彼自身と妻、妹が珍しいタイプの脳腫瘍と診断され、その関連性に気が付いた。

Peopleによると、コロニア高校の卒業生である環境科学者のアル・ルピアーノ(Al Lupiano)は、1990年代後半、27歳のときに脳腫瘍と診断されたという。2021年には同じく卒業生である妻と妹が同じ日に脳腫瘍と診断された、とルピアーノはCBS New Yorkに語っている。

「私も妻も妹も同じ腫瘍になるなんて、偶然にしては共通点が多過ぎると、最初から妹に話していた」

妹が2021年2月に亡くなり、彼は高校との関連性を疑うようになった。そこで、同窓生で他にも脳腫瘍を発症した人がいるのかどうかを調べるために、Facebookでグループを作成したところ、100人近くが発症していることが明らかになった。

彼は現在、地元当局とともに原因究明に取り組んでいる。

Peopleによると、地元当局は州の保健局、環境保護局、そして連邦有害物質・疾病登録局に連絡し、次のステップを待っているところだという。

WABCによると、環境調査は1カ月間続き、その間も学校は開校したままになるという。

在校生はWABCの取材に対し、「心配だ」と話している。


https://news.yahoo.co.jp/articles/3457d69833a448521cf6fb8471a66249cd586c4e