ロシア軍が撤退したウクライナ北部チェルニヒウ州で、嗅覚の鋭い小型犬が爆発物探知に一役買っている。

 地中にある地雷や不発弾の在りかを非常事態庁職員に教えてくれる。同庁は1日、犬が土を掘る動画を添えて、通信アプリで「職員と共に、過去24時間で爆発物262個を処理した」と報告した。

 英国原産ジャックラッセルテリアの雄で、名は「パトロン」。青黄2色の国旗と名前が入った黒いベストがトレードマークだ。今や非常事態庁のマスコットとして国内で人気者となっており、4月下旬には首都キーウ(キエフ)の病院で小児がん患者の子供たちを慰問するなど「公務」に引っ張りだこだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/bdc2bb60b4d4393fdeb0ea3beb54a59c965f341d

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202205/20220503at08S_p.jpg