桂田社長、沈没は「クジラの可能性」 知床の観光船事故

「カズワン」が23日に遭難した事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が、遭難した船の運航を正当化しているとも読めるメッセージを29日に従業員に送ったことが分かった。
また、桂田氏が船体への浸水の原因を、動物との衝突と主張していることも、関係者への取材で分かった。

桂田氏は関係者とのやりとりの中で「(遊覧船が戻る際は水深が)深い所をまわるので、水が漏れるような座礁はしない。
ただ、クジラに当たったり、突き上げられると穴が空く可能性はある」と話し
確たる裏付けがないまま、事故原因は高波や座礁ではなく、動物との衝突と主張していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/df0b4583c9c7fb765f40446218d68de3ceeb897c