米、「戦闘機供与」の発表訂正 ウクライナへの提供は部品のみ
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米国防総省は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナが同盟国から戦闘機を供与されたとした前日の発表を訂正し、提供されたのは航空機の部品だったと説明した。

 同省のジョン・カービー(John Kirby)報道官は19日の記者会見で、ウクライナが空軍強化のための戦闘機や航空機部品を受け取ったと発表。戦闘機の種類や数、供与国は明らかにしていなかった。

 だがカービー氏は翌日、ウクライナは他国から固定翼機供与の申し出を受けたものの、「完全な機体は受け取っていない」と説明した。

 ウクライナは、各国に対して戦闘機の供与を繰り返し要請してきた。3月上旬にはポーランドからの供与の可能性も協議されたが、米国はロシアが北大西洋条約機構(NATO)による直接介入とみなすことを懸念し、拒否していた。