ワシントン(CNN) 米オクラホマ州のケビン・スティット知事(共和党)は12日、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する法案に署名して成立させた。同法では緊急医療措置を必要とする場合を除き、例外を認めていない。

スティット知事は、「知事として私が代表する400万人のオクラホマ州住民は、命の保護を圧倒的に支持している。私たちはオクラホマを、全米で最も命を尊重する州としたい。オクラホマ州での中絶を非合法化したい」と強調した。

同法は中絶行為や中絶しようとする行為を禁止する内容で、違反すれば重罪に問われて10万ドル(約1250万円)以下の罰金か10年以下の禁錮、あるいはその両方が科せられる。強姦(ごうかん)や近親相姦による妊娠であっても例外は認められない。

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