捜査関係者によると、作業員の男らは、名古屋市の元ホストらでつくるグループの一員として大麻を密売。グループは質の高い大麻を高値で密売していることで栽培者の間で知られており、栽培者から大麻を買い取るのに先立ち、少量の大麻や大麻の写真を送らせるなどしていた。

 作業員の男はこれらの大麻を自分で使って、効き目や香りの良しあしを確かめる「テスター」役だったとみられる。「A+」「A」「B+」など少なくとも5段階のランクで評価。評価に応じた値段でグループが大麻を買い取り、代金は暗号資産(仮想通貨)で支払っていた。買い取った大麻は、ランクが上がるごとに、1グラムあたり数千円を上乗せして、ツイッターを通じて転売。使用していたツイッターのアカウント登録者は、客ら少なくとも350人が確認された。

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