工場でこの子守用ロボット・ドラえもんを大量生産中に、ひょんなことから、1台のロボットからネジが1本落ちてしまうということがありました。

でも、機械の大きな稼動音(かどうおん)がする工場の中で起こった出来事なので、誰もそのことに気づきませんでした。

さて、工場で生産されたドラえもんたちは、その後、優秀な子守用ロボットとなるために、性能訓練が行なわれるのですが、どういうわけか、成績が上がらないロボットが1台だけあります(それもそのはず、不良品なのですから)。

そのため、この1台だけ、特別なロボット学校に入学することになりました。
入学したこの1台のドラえもんは、引取先を決めるロボットオーディションに向けて、一生懸命がんばります。
そしてその結果、のび太の孫の孫のセワシに引き取られることになります。