みずほ社長、入社式でシステム障害おわび 「失敗を糧にへこたれず」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4632d7400d4fe2bda4b442bc746e7bcd356290

 システム障害が相次いだみずほフィナンシャルグループ(FG)が1日午前、都内のオフィスで入社式を開いた。傘下のみずほ銀行やみずほ信託銀行、みずほ証券などの新入社員約600人が出席。木原正裕社長は「失敗を糧にしてへこたれないで」と呼びかけた。

 新型コロナウイルスの影響で、対面型の式は3年ぶりだった。2月1日付で就任した木原社長は「この1年のシステム障害で大きな不安を抱いたと思う。まずおわびしたい」と新入社員に向けて謝罪。そのうえで「失敗を糧にして、何があってもへこたれないでほしい。現状に甘んじず、日々の仕事を改善するために声を上げていってほしい」と語りかけた。

 みずほ銀行は昨年2〜9月に8回のシステム障害を起こし、金融庁から2度の業務改善命令を受けた。FG社長と会長、みずほ銀頭取のトップ3人が退任し、新体制で経営改革に取り組んでいる。