■軍トップ姿消す…“魔女狩り”か

さらに、プーチン大統領の腹心とされるショイグ国防相、ゲラシモフ軍参謀総長の2人も、最近、公の場に姿を見せていません。

ウクライナ・ポドリャク大統領顧問:「国防トップの2人の姿が“どこにも見当たらない”のは興味深い」

この2人は重要人物で、プーチン大統領を含めた3人のうち、2人集まれば、核兵器のスイッチを起動できると言われています。

先月、プーチン大統領が核を含む「抑止力部隊」の厳戒態勢への移行を指示した際、険しい表情でうなずいたのが、ショイグ国防相です

イギリスのメディア「ミラー」は、プーチン大統領が、軍の計画が西側に漏れていることに激怒しているとし、ショイグ国防相が姿を消したこととの関連性を示唆しています。

ミラー:「プーチン大統領が側近たちの“魔女狩り”を始めた。戦争がうまくいっていない責任がある“有罪者”を見つけようとしている」