0001風吹けば名無し2023/08/10(木) 20:56:40.97ID:HoeLGmlVr
カフェ
喜多「春から大学生になったのね」
ふたり「うん、高校の時のバンドメンバーと同じとこー」
喜多「そうなのね、どう?大学生活は?」
ふたり「うーん、高校のころとそんな変わんないかなー、相変わらずバンド三昧っていうか」
喜多「そ、そうなの?駄目よ、ちゃんと勉強もしないとっ」
ふたり「えー、やっぱ現役高校教師の喜多ちゃんは言うことが違うなー」
喜多「こら、茶化さないのっ。あ、…そういえば…」
喜多「ひっ…、ひとりちゃんは…、最近どうしてる?」
ふたり「……、えー?」
0002風吹けば名無し2023/08/10(木) 20:57:27.96ID:HoeLGmlVr
ふたり「ん−?どうだろー、最近会ってないしなー」
ふたり「だって結構前から旦那さんと海外ツアー中だしー」
喜多「そ、そっか…そうよね…うん、忙しいものね」
ふたり「けどホント驚きだよ、おねーちゃんがあんな有名な大物バンドの人と結婚だなんて…、
今も見た目と性格は昔と変わんないのにさ、ほんとびっくり」
喜多「うん…、そうね…ほんと…、ひとりちゃん。ほんと遠い人になっちゃったなっ…、
つい数年前まで、一緒にバンドやってたなんて…ほんと信じられない…」
ふたり「……そうだねー」
0003風吹けば名無し2023/08/10(木) 20:58:06.60ID:HoeLGmlVr
ふたり「それはそうと、喜多ちゃんは、いい人いたりしないの?」
喜多「え?わ、わたし?」
ふたり「そうだよー、喜多ちゃん可愛くて美人だし。言い寄ってくる人
沢山いるでしょ?」
喜多「や、やだ、そんなことないわ。私は今は仕事で精いっぱいだし…、
言い寄ってくる人なんて全然…、だからそういう人もいないわね…残念だけど」
ふたり「えーそうなんだー、意外ー!」
ふたり「…よかった」ボソッ
喜多「え…?」
ふたり「ううん、なんでもなーい」
0004風吹けば名無し2023/08/10(木) 20:58:32.28ID:HoeLGmlVr
喜多「あ、そういえばふたりちゃん。前会った時より髪長くなったわねっ、
ひょっとして伸ばしてるの?」
ふたり「あーもー、遅いよっ!ようやく気づいたの?
そうなんだ!今伸ばしてるのっ」
喜多「そうなのね、すっごく可愛くて似合ってるわよ。あ、けど、前髪はもっとあげたらどうかしらっ
髪でおでこを隠したままだとやぼったいというか」
ふたり「うーん、けど、今日はこのままでいーかなーって」
喜多「ええ?やだ、どうして?前会った時は髪型ももっとおしゃれしてたのに。
あ、よかったらわたしが」
ふたり「ううん、だって、このほうが喜多ちゃんグッとくる思ったからさ、……昔のおねーちゃんみたいで」
喜多「えっ…」ドキッ…
0005風吹けば名無し2023/08/10(木) 20:59:27.99ID:LMjt794U0
実際名前ふたりにする親頭おかしいやろ小中高絶対いじられるぞ
0006風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:00:07.27ID:FZl/eTYbx
大っ嫌いだぼっちざろっくなんて
0007風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:00:17.15ID:HoeLGmlVr
ふたり「髪ももう少し伸ばしたら、高校の時のおねーちゃんと同じになるし…そうしたらもっと
似てくると思うよ」
ふたり「…どう?喜多ちゃん…?おねーちゃんみたいにみえる?喜多ちゃんのためにしてるんだよ?」
喜多「ふ、ふたりちゃん…何言って…」
ふたり「何って…、とぼけなくていいよ?周りは誰も喜多ちゃんの気持ち、気づいてなかったみたいだけど、
わたしは知ってるから」
喜多「え…」
ふたり「私、幼稚園の頃からずっと喜多ちゃんのばっかり見てきたから…わかってるんだ」
ふたり「喜多ちゃんはおねーちゃんのことがずっと…」
喜多「や、やめて!!」
0008風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:01:18.84ID:HoeLGmlVr
ふたり「…」
喜多「あっ…、ご、ごめんなさい…、大声上げちゃって…、
け、けど違うのふたりちゃん」
喜多「ひとりちゃんとは、あくまでバンド仲間で友達であって…、た、確かにギターも旨くて
作詞もできて…尊敬できるし…」
喜多「普段はあんなだけどライブ中はピリッとしてるギャップとか…そのか、カッコいいとか
そういうこと思ったりもするけど…っ、単なる友達ってだけで…そ、その…ふ、ふたりちゃんが思ってるそういうんじゃあないからっ」
喜多「っていうか…、ひとりちゃんはもう、
素敵な旦那さんがいるわけだし…、あくまでただの友達だから、そう、あくまで」
ふたり「ふーん…そっかあ、ごめんね…わたし、勘違いしちゃってた」
喜多「う、ううん、わたしこそごめんなさい」
0009風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:02:14.50ID:HoeLGmlVr
市街
喜多「今日はありがとう、久しぶりにふたりちゃんに
会っていろいろお話できて楽しかったわ」
ふたり「うん、わたしもっ」
喜多「それじゃあ、わたしはこれで…」
ふたり「…喜多ちゃん」
喜多「え…」
ふたり「もう、帰っちゃうの?」ギュッ
喜多「え…ふ、ふたりちゃん」
ふたり「わたしは喜多ちゃんに久しぶりに会ったんだし、もうちょっとお話したいなって…」
ふたり「ね…、もっと静かな場所、いかない?…、前会った時、喜多ちゃんが教えてくれた場所、行きたいな…♡」
喜多「っ……////」
0010風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:02:49.84ID:HoeLGmlVr
市内のラブホ
ふたり「んっ…ちゅう…、ちゅっ…ちゅ…、はむ…喜多ちゃ…んっ…♡」
喜多「んっ…ちゅう…あっ…ふ、ふたりちゃ…あ♡」
ふたり「はあ…はあ…♡喜多ちゃん…喜多ちゃん…♡♡」
ふたり「(はあ…喜多ちゃん、相変わらず美人で可愛いな…、まつげ長…、いい匂い…♡)」
ふたり「(しかも…優しくて…歌上手くて…ギターもうまくて…かっこよくて…、おねーちゃんと
バンドしてたころからずっと喜多ちゃんばっかり見てきたから…、喜多ちゃんのいいとこ、いっぱい知ってるもん…♡)」
ふたり「(男に言い寄られてないとかもどーせ嘘なんだろうな…それなのにこの歳で
ひとりなのは、…喜多ちゃんが…おねーちゃんのこと、今でも)」
喜多「だ、だめ…、これ以上は…ふたりちゃん…」グイッ
ふたり「えっ…」
0011風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:04:31.17ID:aRiZw3gw0
0012風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:08:38.84ID:3V8PJWETp
続き👈😡
0013風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:09:31.12ID:HoeLGmlVr
ふたり「な、なんでー、いーとこだったじゃんっ」
喜多「だ、だめよ、やっぱりこんなの…!わ、私にとってふたりちゃんは歳の差的にも
妹みたいなものだし…!こういう関係になるの、よくないわっ」
ふたり「いやいやだって、前会った時は喜多ちゃんから誘ってくれて…!わたし
未成年だったのにっ」
喜多「あ、あ、あれはそのっ…!わ、私もお酒が入ってたしっ…、
わ、若気の至りというか…いやもう若くないんだけど…いやそういうことでなく…」
ふたり「えーもー、つまんないー!喜多ちゃんー」
喜多「だ、だめよ…、何言ってもだめだから…!ふ、ふたりちゃんは同世代でもっといい人がきっと見つかるから…、
私みたいないい歳した人、相手にしてちゃ…」
ふたり「『……どうして?…わたしのこと、嫌いなんですか、喜多ちゃん』」
喜多「…っ!!」
0014風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:09:46.70ID:HoeLGmlVr
一緒にいるからかな、私得意なんだ、おねーちゃんの声真似。
ふふ…『ねえ…、どうですか、喜多ちゃん』」
喜多「や、ば、バカなことやめて、ふたりちゃ…あっ…♡」ギュウ
ふたり「ねえ、喜多ちゃん…、わたしのこと…おねーちゃんだと思ってシていいよ…♡」
喜多「な、何言って…」
ふたり「『ちゃんと最後まで演じて見せますから…、お願い…喜多ちゃん…♡』」
喜多「っ……////」
0015風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:10:29.06ID:HoeLGmlVr
…
……
喜多「はあ…はあ…あっ…やっ…、はあんっ…♡」
ふたり「『喜多さん、気持ちいいですか…?ねえ…?』」クチュクチュ
喜多「やんっ…、違っ…、そんなことっ…♡」
ふたり「『ふふ…、誤魔化したって駄目ですよ…♡、だって…、胸の先、こんなにピンピンに固くして…、
下もトロトロで全然抵抗なく指はいっちゃいますもんね…、感じちゃってるんですよね?」クチュクチュ
喜多「やっ、やだっ…、これは違っ…、違うのっ…♡」
ふたり「(ほんと…、ちょっと声真似しただけでこんなに乱れまくって…前シた時と
全然違うし…、何がただの友達だよ…喜多ちゃん、おねーちゃん好きすぎじゃん…)」
ふたり「(むかつくけど…、けど…今はちゃんと演じないと…)」
ふたり「『喜多ちゃん…好き…、好きです…♡喜多ちゃんの事…♡』」ボソッ
喜多「〜〜〜っ、んっ…♡…♡わたしもっ…ひとりちゃっ…♡、はっ!」
0016風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:10:56.22ID:HoeLGmlVr
ふたり「ん?どうしたの、喜多ちゃん」
喜多「や、やだ…わたしったら、な、何言ってんだろっ…、ごめんなさいっ…、
わたし…、んっ…」
ふたり「ちゅうう…♡レロ…レロ…♡はあ…はあ…♡」
ふたり「は…?何いまさら…?いいよ…気にしてなくていいよ…?ちゃんと演じるって
いったじゃん…、だから、喜多ちゃんもちゃんと思い、ぶちまけて…大丈夫、二人だけの秘密だから…?」
喜多「や、やだ…やめて…ふたりちゃん…これ以上はわたし…頭おかしくなっちゃ…」
『ねえ…喜多ちゃん…つづき…聞かせてくれますか…?喜多ちゃんの誰にも言えなかった思い…
全部きかせて…♡』
喜多「っ…!!!」ゴクリ
……
0017風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:11:28.84ID:HoeLGmlVr
……
喜多「あんっ、あんっ…、ひとりちゃんっ…ひとりちゃん…♡んっ…ちゅうう…んっ…ちゅ…すき…すきぃ♡」
ふたり「『はあ…♡はあ…♡そうなんですねっ…、いつからっ…、そうだったんですかあ…♡』」
喜多「…、ずっと、ずっと…、すきだったの…、スターリーで…はじめてオーディションのライブ出た時からっ…、
後藤さんっ…かっこいいなって…、おもって…それからあ…、はあっ…はあっ…、ひとりちゃんのこと…気になってて…
ああっ…や、やだっ、何言ってんだろっ…わたし…♡」
喜多「け、けど…わたしっ…それからずっと、ひとりちゃんのこと、そういう目でみててっ…、けどっ…、女の子
同士だしっ…、ひとりちゃんがわたしのこと友達としか思ってないのっ…わかってたからっ…、
けどっ…、ずっと、こうしたかったのっ…♡やあっ…ああんっ…」
ふたり「『そうだったんですね…、けど…、わたしも…好きですよ…喜多ちゃんのこと』」
喜多「はあっ、やあんっ…♡うそっ…うそばっかり…、わたしのことっ…友達としか…」
ふたり「『ほんとのことですよ』」
ふたり「(そう…、初めてウチに来たときから…ずっと優しくて美人なおねーさんだと思ってて…
それからずっとずっと…喜多ちゃんばっかりみてて…大好きだったんだから…♡喜多ちゃん…好き好き好き好き大好き…♡)」
ふたり「(けど…、わたしが…今それを言っても…、どうせ喜多ちゃんには受けいれてもらえないの…わかってるから、せめて今は…)」
ふたり「(仕方ないから、おねーちゃんを演じて、本心をぶちまけてやるんだ…)」
ふたり「『うそじゃ…ないですよ…、喜多ちゃん…大好き……♡』」
喜多「はあんっ…やあっ…ひとりちゃん…ひとちちゃ…、ああああああっ!!♡♡」ビクビク
……
0018風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:12:01.44ID:HoeLGmlVr
「たりちゃん…、ふたりちゃん!」
ふたり「んっ、んー?」
喜多「もう朝よ、早く起きて出ないとっ、仕事に遅れちゃうし、ふたりちゃんも学校に遅れちゃうわっ」
ふたり「ふぁああ…、ええ…いいよもう…大学なんて、授業なんて普段でてないし。
喜多ちゃんもさ…ね、いーじゃんたまには仕事休んで今日もわたしと…♡いたたた…」
喜多「何言ってるの、だめよ、ちゃんと授業は行きなさい!」
ふたり「ええ…」
ふたり「(今さらおねーさんぶったって、昨日は年下に散々責められてあれだけ甘えまくってたくせに…、まあ…いいか)」
ふたり「(喜多ちゃんが言うなら…、たまには授業うけてみようかな…)」
0019風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:12:23.62ID:6qDTcflk0
無駄なセリフ多過ぎ
文才無いぞお前
0020風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:12:33.42ID:HoeLGmlVr
大学
ふたり「ふわあ…」
友達1「あれ、珍しいね、ふたりちゃん。朝授業来るなんて」
友達2「ほんとだ、それに髪もいつもと感じ違くない?いつも前髪あげてるのに、今日は、何でおでこ隠してるんだ」
ふたり「え?あー、これは…」
友達3「けどなんかそれ…、ふたりちゃんのおねーさんみたいだね」
ふたり「……」
0021風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:13:04.98ID:HoeLGmlVr
友達1「ふたりちゃんのおねーさん、すごいよね、この間もテレビでてて演奏してた!」
友達2「演奏以外でしゃべってる時はすごいオドオドしてて…髪もたらして暗そうなのに、演奏してる時はすごいかっこいいよねっ」
友達3「そうそう、ふたりちゃんも姉妹だけあって、今日の髪型はおねーさんにそっくりだねっ、いーなー、ふたりちゃん、あんなおねーさんがいて」
ふたり「……えー?全然そんなことないよ、私にとっておねーちゃんなんて…」
ふたり「(そう…)」
ふたり「(ひとりおねーちゃんは今やだれもが知る有名人で…、有名なバンドマンと結婚して…、世界ツアーなんかしちゃったりして…ホントのギターヒーローになっちゃった。
けど、わたしにとってお姉ちゃんは、)」
ふたり「(…昔から押し入れに隠れてギターばっかり弾いてる陰キャで…オドオドしてめんどくさくい、…面白くて優しく 大好きなおねーちゃん)」
ふたり「(あとは…)」
0022風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:13:24.66ID:HoeLGmlVr
ふたり「『好きな人』をつなぎとめるための、道具…かな」ぼそ
友達1「ん?ふたりちゃん、何か言った?」
ふたり「ううん、なんでもー」
ふたり「(そうだ、こうやって、お姉ちゃんを演じ続ければ、喜多ちゃんは次の恋に行けないままで…わたしも傍に居られる…)」
ふたり「(それに…、そうしてるうちにいつかきっと…、振り向いてくれるって…、私のこと好きになってくれるって…)」
ふたり「(そう…信じてるから…)」
完
0023風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:17:02.76ID:hixgbSMV0
「かずんど」なら普通だったのに
0024風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:19:18.76ID:JVc5zN5n0
ふたりに目をつけるあたり普通じゃないな
0025風吹けば名無し2023/08/10(木) 21:20:41.21ID:eDU2xEKGp
これコピペやから