スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が、20日の国際親善試合ペルー戦後に交換したユニホームを放置したことを謝罪したが、ペルー国内で怒りを買い続けている。

久保は、20日の国際親善試合ペルー戦(パナスタ)後、DFアレハンデル・カジェンス(ジローナ)とユニホーム交換。
それを肩にかけたまま半裸で引き揚げ、関係者に渡された上着を着用し、カジェンスのユニホームをピッチ脇へと置いたままてベンチへと戻った。その様子を収めた動画がSNS上で拡散し、批判される事態となった。
そのため自身のインスタグラムのストーリー機能で「ユニホームをあそこに置いていくつもりはなかった。足首のケガを気にしていて、手に持っていたことを完全に忘れていた。
そのことで嫌な思いをしたペルーの人たちに謝罪します。意図的ではなかったが、配慮が足りなかった」とスペイン語の謝罪文をアップした。
それでもペルー側の怒りは収まらなかった。ペルー協会のスポーツディレクターを務めるフアン・カルロス・オブリタス氏はペルー放送局「ATV」に「それを見たとき、愚かな行為だと思った。謝罪したことは理解しているが、私には傲慢(ごうまん)で、下品な態度に見えた」とコメントしたという。
さらにアルゼンチンメディア「infobae」によると、ペルーの放送局「モビスター・デポルテス」の番組「アル・アングロ」でジャーナリストのペドロ・ガルシア氏は「私の人生でこのようなことは一度も見たことがない。彼が足首のケガのことを言っていたのはナンセンスだ。
足を引きずりながら、痛そうに医者に手を引かれて出ていくのを見ただろうか?」と指摘した。
また同番組に出演したペドロ・エロイ氏は「国旗を投げ捨てているように思う」と侮辱行為との認識を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d6e8f8485d80b5eba06790d6963cb5fdadb0393