「サル痘」感染者が急増中今年に入り患者55人 厚労省が発疹症状に呼びかけ
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大阪府や埼玉県に住む男性4人が「サル痘」に感染していたことが分かりました。国内では今年に入ってから55人の感染が判明していて、患者の報告が増加しています。

 厚生労働省などによりますと、大阪府に住む40代の男性は発疹や倦怠(けんたい)感の症状が出たことから20日、医療機関を受診しました。

 その後、詳しい検査をした結果、サル痘への感染が確認されました。

 他にも大阪府や埼玉県に住む男性3人の感染が新たに分かりました。

 4人とも海外への渡航歴はなく、症状は安定しているということです。

 国内では去年7月に初めて感染が判明して以降、患者は63人となりました。

 このうち55人が今年に入ってからの感染で、厚労省は「諸外国と比べても感染者が増えてきているので、発疹などの症状が出たら早めに保健所に連絡をしてほしい」と呼び掛けています。