侍ジャパンに海外記者も驚き 骨折中の源田出場を栗山監督が説明「日本が勝つために彼が必要」

野球日本代表「侍ジャパン」が19日(日本時間20日)、決戦の地となる米フロリダ州マイアミの「ロンデポ・パーク」で前日練習。その後、栗山英樹監督が会見に登壇した。

 10日・韓国戦で右手小指を骨折した源田壮亮内野手が、16日の準々決勝・イタリア戦でスタメン復帰。骨折中の選手が試合に出場していることに、海外記者から驚きの声があがり「なぜ?」と質問が飛んだ。

 この問いに栗山監督は「源田選手に関してはもちろん、細かいけがの状況っていうのは、僕が見ているのはプレーができるかどうか、それからプレーをして、その後、選手にとってマイナスにならないかというところの中で判断なので」と前置きした上で、「けがについて僕がちょっと今、話をすることはないですけど」と続けた。

医師の診断では全治3カ月。それでも同戦にはフル出場で安定感光る守備に加え、七回にはダメ押しの右前適時打で勝利に貢献した。栗山監督は日々、源田本人とコミュニケーションを図るだけでなく、所属の西武球団やトレーナーと綿密に状態を確認している。

その上で、指揮官は「彼が日本が勝つために、最も必要なショートストップであるのは間違いない」とキッパリ。「それで試合に出てもらってると。ま、そういう感じです。大丈夫です」と強い信頼を口にした。

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