「兄弟で寝る前によく話し込んでいたそうです。あるとき、ダルビッシュが『俺が野球やめたらいいんか?』と涙ながらにつぶやいたことがありました。自分が引退したら更生してくれるのかという意味でしたが、弟の翔さんは『そんなこと言わんといてくれよ!』と初めて泣きながら謝ったそうです」(前出・スポーツ紙記者)

これまでに逮捕11回を数える翔だが、ダルビッシュの“血涙談判”もあり、ついには救われたのだ。兄の思いを受け止め更生した弟は、いまは大阪・西成でボランティアの炊き出しを続けている。