広島の「お好み焼き」が中東・ヨルダンへ…現地では大盛況 日本とつなぐ“架け橋”に

 広島の“ソウルフード”お好み焼きが、中東・ヨルダンで振舞われた。お好み焼きが両国をつなぐ“架け橋”になるかもしれない。

■なぜヨルダンに? 駐日大使に聞く

 広島駅近くにある、お好み焼き店「いっちゃん」。地元で愛される、定番の「肉玉そば」は、ミシュランガイドのお墨付きだ。この店にある日、1本の電話が掛かってきた。

 お好み焼き「いっちゃん」店主・市居馨さん(68):「ヨルダン大使館から、大使がぜひこちらに来られるから、お会いしたいと。時間を作ってくれということをおっしゃって」

 去年8月6日、広島原爆の日の記念式典に出席後、リーナ・アンナーブ駐日ヨルダン大使が、市居さんの店を訪れた。

 なぜ、大使はお好み焼き店を訪ねたのか?アンナーブ駐日大使に話を聞いた。

 アンナーブ駐日大使:「私は、お好み焼きが、広島の大衆文化の非常に重要なポイントであることを理解しました。そこで、市居さんのお店に行って、お好み焼きを食べようと思ったのです。とてもおいしかったです」