この弁護士も撮り鉄らしい

とここまで書いてきて、気分が悪くなってきた。幼いころから楽しんできた一生の趣味の1つである鉄道趣味で法律を話題にすること自体残念極まりないからである。同じ趣味を持つ者の行為に法律(しかも刑事法)が絡んでくる話をする恥ずかしさと、情けなさとが渦巻く。こんなことのために法律の勉強をしているわけでもないのに、とも思う。一方で、撮り鉄の諸問題を検討することがかえって法律の勉強になるところもあって、複雑な気持ちにもなる。

「自分は迷惑行為などしない」とアピールしても、では、人が集まっている撮影地に行ったことがない撮り鉄はいるのだろうか。皆無に近いだろう。