さいたま市消防局の担当者は今回の広報について、「クレームがあったわけではない」としつつ、「(救急隊が店舗を利用すると)市民からは色々な見方をされ、救急隊としても気にする部分がある。隊員が食事を摂る環境を整えるために周知した」と説明した。

さいたま市消防局では、以前からも病院などに併設された売店で、救急隊が飲食物を購入することはあったという。夏場の熱中症患者の増加や、コロナ禍で出動要請が増える中、救急隊が食事を摂る時間が減っていたといい、市民に理解してもらうために今回初めて、広報を行ったという。