気象庁で、気候に関する情報収集や発表を担当する「大気海洋部気候情報課」に聞いてみた。

「7月上旬あたりまでは、雨が少なく、日照時間も平年より長いという時期がありました。
しかしこのところ、日本上空に寒気が入り込み、天気が悪い日が続いている状況です。
この状況が長引くようであれば、『梅雨明けの時期の見直し』ということも、あるかもしれません」

気象庁が発表している梅雨明けは、あくまで「速報値」なのだという。最終的に梅雨明けが「○月○日ごろ」だったと
確定するのは、9月になってから。そこで梅雨明けの日が変更されることもあるというわけだ。
実際、2020年には四国や中国、近畿などの梅雨明け日が変更されている。また、立秋(例年8月7日前後)までに
梅雨明けが判断されなければ、「梅雨明けなし」ということも。
https://news.livedoor.com/article/detail/22509515/