女性7人を乱暴したなどとして、強盗・強制性交などの罪に問われた福岡市南区の無職今泉成博被告(44)について、最高裁第1小法廷(堺徹裁判長)は23日付の決定で被告側の上告を棄却した。懲役16年と同25年とした1審・福岡地裁の裁判員裁判と2審・福岡高裁の判決が確定する。
1、2審判決によると、今泉被告は2018年7月〜19年12月、出会い系サイトで知り合った7人(当時17〜30歳)を脅し、福岡市の自宅などで乱暴したほか、計約225万円を奪うなどした。
今泉被告は詐欺未遂などの別の事件で有罪判決が19年10月に確定。刑法は、確定前後の罪には別々に判決を出すと規定しており、今泉被告にも二つの刑が言い渡されていた。

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